これは必見!大徳寺本坊伽藍特別公開(2023年)  

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本坊伽藍公開スケジュール

仏殿内部、法堂の雲龍図(狩野探幽作)、山門(金毛閣)

一般立ち入り初解禁の特別公開です。

公開期間2023年4/27(木)〜6/4(日)
拝観時間10:00~16:00
拝観受付場所:大徳寺茶所(大徳寺境内図)
※20分毎に約20名様ごとに入場、ツアー形式で拝観
※個人の拝観者は当日先着順
拝観料大人    2000円
中高生   1000円
⼩学生   500円(保護者同伴)
※未就学児1名につき保護者1名同伴
拝観内容・三門「⾦⽑閣」(重要文化財)※外観のみ
・仏殿(重要文化財)
・法堂並びに狩野探幽筆 法堂天井画『雲⿓図』(重要文化財)
・唐⾨(国宝)

テレビ東京の『美の巨人たち』(2023年4月1日)を見て、

これは絶対に行かねば!と決心(^^)/

2023年5月2日見学行ってきました!

歴史やお寺に興味のある方は必見です。

勅使門

ガイド付きで20名くらいのグループで見学スタートです。(写真撮影は禁止)

勅使門の横の入り口から入ります。

勅使門を通れるのは、身分の高い人だけなので、一般人は通れません。

大徳寺勅使門は慶長年間(1596年~1614年)に御所の門として建てられ、

江戸時代前期の1640年(寛永17年)に第108代・後水尾天皇から賜って建立されました。

菊の御紋が入っているのは

天皇からいただいたからなんですね

勅使門

三門(金毛閣)

2023年5月 見学風景
山門 (金毛閣)

この三門は金毛閣と呼ばれています。

三解脱門(空門・無相門・無作門)から、三門と言われます。

連歌師・宗長の寄進で1529年にまず下層のみが竣工し、

1589年に千利休によって上層が完成しました。

利休の功績をたたえて寺は、上層に雪駄を履いた利休の木像を安置しました。

このことで「利休の足下をくぐるのか!」と、豊臣秀吉の怒りを買ってしまうことになり、

利休切腹の一因となったと伝えられています。

天井画の龍図は長谷川等伯の作。

額「金毛閣」は雲英宗偉の筆。

秀吉さんが、利休さんにいちゃもんつけてるんちゃう?って思ってしまうけど、

上下関係が厳しい時代には、当たり前だったのかな、、、

仏殿

修復中のため足場が建てられていますが、もう少ししたら足場も外れて全景が見られると思います。

仏殿(本堂)修復工事中(2023年5月2日)

天井には向かい合う二人の天女の絵が描かれています。

建物は何度か焼けたとのことですが、天井の絵は創建当初のものだそうです。

だいぶ薄れていて、ぼんやりと天女の姿が浮かび上がっているのが見えました。

描かれた当時は、とても色鮮やかだったんでしょうね。

法堂

法堂(はっとう)

この中に入った途端、天井に大きく描かれた龍に圧倒されます。

龍は、火災から建物を守っているそうです。

この龍の下で、手をたたくと

音が周囲に反響して、響くのです。すごい!

貴重な体験をさせていただきました。

是非、この機会に体験してみてください。

唐門(国宝)

別名、日暮門(日が暮れるまで、ずっと見入ってしまう)といわれるほど

素晴らしい彫刻が施されています。

いくつの生き物がこの門に彫刻されているのか、

彫刻の一つ一つにストーリーがあり、ずっと見ていたかったです。

この門は、写真撮影OKでした!!!

圧倒的な迫力は、

写真で見るのとは違うので

是非、実物を見てほしいな!

大徳寺へのアクセス

次はどこへ行こうかな?

じゃ、またね。

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ku-etsu

京都の町家、空越庵をひょんなことから引き継ぐことになり、時々大阪からやってきて京都ライフを楽しんでおります。空越庵周辺のおすすめスポットや、町家についての豆知識をお伝えしつつ、空越庵に秘められた謎を解き明かしていきますので、よろしくお願いいたします。

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